1954年に柳宗理がデザインした天童木工製のバタフライスツールです。
こちらは1980年代に僅かな期間のみ生産された貴重なインターナショナルモデル（ラージサイズ）になります。

日本を代表するプロダクトデザイナー・柳宗理の代表作とも言える作品。左右対称の2枚のプライウッドを組み合わせた非常にシンプルな構造ですが、その名の通り蝶が羽を広げたような有機的なフォルムは世界的に高く評価され、ニューヨーク近代美術館（MoMA）の永久保存品に選定されています。

80年代当時、海外展開に向けて通常モデルよりも一回り大きいこのラージサイズが生産されましたが、僅か数年で生産終了となったため現存する個体数は非常に少なく貴重です。また、当時良質なローズウッドが枯渇していたため、このラージサイズはメープルモデルしか存在しません。

ごく僅かなスレ程度で特筆すべきダメージはなく、約40年経過しているとは思えないほど大変綺麗なコンディションを保っています。座面裏には手書きの合わせ番号が確認できます。

Designed by Sori Yanagi
Made in Japan